カゴメ便り
2024/06/03

スマホでの撮影が上達☆カメラマンがコツを紹介

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こんにちは、&KAGOMEスタッフです。

トマコミギャラリーやパシャリポに、たくさんの写真投稿をいただいております。ありがとうございます。
一方、まだ写真投稿をしたことがないという方の中には、写真撮影が苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

本日はカメラマン 茨木さんに、スマホでの撮影が上達するコツを教えていただきました。
お手本の写真もたくさん掲載していますので、ぜひ参考にしてください!

 


みなさんはじめまして!カメラマンの茨木と申します。

みなさんが普段からよく使うスマホカメラですが、うまく撮影できないというお声もチラホラ。
簡単なコツで写真を進化させましょう。

今回は、iPhoneの操作でご説明します。
Androidの機種の場合、スマホ画面上のガイド表示が違っていたり、一部、露出補正(明るさ調整)機能が入っていない機種もありますのでご了承ください。

 

コツ1【ピントを合わせる】

お悩みで多いのがピンぼけ写真。
ピントを合わせずに撮影をすると、カメラは被写体のどこにピントを合わせればいいのか正しく判断ができないのでピンぼけ写真になってしまいます。

奥の小さなトマトの方にピントが合ってしまいました。
やはりピントが合っているほうが、写真を見る方にも見えやすくなります。

ピンぼけを防ぐ方法は、被写体にピントを合わせること。
やり方は見せたい被写体をタップする(指で一瞬叩くように触れる)だけ!
スマホの画面に見せたいのは「これ!」、ピントを合わせたいのは「ここ!」とカメラに教えてあげてください。

いかがでしょうか。ピントがしっかりあっていて見せたいことが伝わる写真になりました。

全体を綺麗に写すよりも明るさや色味を合わせてくれたり、背景がぼやけて被写体を際立せてくれます。

ピントを合わせるだけで劇的に写真が変わることもあるのでぜひ実践してみてください。

 

コツ2【ズームを使ってみる】

ミニトマトや花など小さなものを撮るときに使える便利な機能がズーム機能です。
やり方は画面に置いた2本の指を引き離すように動かすと簡単にズームができます。

赤く囲った部分で今どれくらいズームしているかわかります。

昔はズームすると画像そのものを拡大して見せていたので画質が荒くなって見にくいことがありましたが、最近はレンズも進化し、2倍ズームは当たり前。
ズーム倍率10倍30倍50倍などすごいスマホカメラも発売され進化に驚くばかりです。

ご自身のスマホのズーム倍率(光学ズームとか言われることが多いです)がわからなければ、倍率は2倍程度までにされると画質が劣化せずに撮影することができます。

2倍でもグッと見やすい写真になります。

ズームを使う時の注意点が一つ。
ズームするとピントがズレやすいので画面をタップしてしっかりピントを合わせてください。

 

コツ3【撮影する場所を工夫してみよう】

写真は「光の芸術」と聞いたことはありませんか?
撮影において、光は最大級に大切な要素なのですが、もちろんスマホ撮影でも同じことが言えます。

トマトの苗を撮影していると逆光で苗が暗く写ってしまう…ということは多くないですか?
そんな時は思い切ってスマホを構える位置を変えてみましょう。

こちらの写真、逆光で撮影しています。
被写体の背後からカメラの方へ向かってさす光が逆光。
逆光で撮影すると背景は明るいけれど、肝心のトマトは暗いのが気になります。

そんな時は体ごとカメラの位置を一度変えてみましょう。
先ほどの位置から90度移動してサイド光の位置に移動して撮影をしました。
サイド光とは、被写体に対し横方向から当たる光のことを言います。

いかがですか?
実も葉っぱもきれいな明るさで撮れていますね。
サイド光は被写体が立体的に見えるという利点もあります。

わかりやすく、引き目でも比べてみました。

我が家のベランダは東向きなので朝は特に日光が入ってきて逆光の強い光がさします。
スマホカメラではこんなふうに暗くなってしまうことも多く、サイド光はとても重宝しています。

もし、なんだか明暗差がつきすぎてうまく撮影できないなぁと思う時は、ご自身のスマホを構える場所を変えてみてください。
太陽の向きや光が入る方向が真向かいにならないようにするだけで大きな変化があります。

 

コツ4【明るさを変える】

色々試したけれど、暗い場所だったり、逆に明るすぎてお困りの方は明るさを変える方法を試しましょう。

先ほどの被写体にピントを合わせるやり方で画面をタップした後に、指を上下にスライドさせます。
上にスライドさせると明るく、下にスライドさせると暗くなります。

実際に明るくしてみました。
いかがでしょうか。

撮影後に編集することもできますが、明るすぎたり、暗すぎたりすると編集では修正できないこともあります。
慣れると簡単な操作です。ピントと合わせて使ってくださいね。

 

今回は、基本の撮影方法と太陽とカメラの位置についてお伝えをしましたがいかがでしたか?
・ピントの合わせ方
・ズームのやり方
・撮影位置と光の関係
・明るさの調整

今回の講座をヒントにぜひトマトの写真をたくさん撮影してくださいね。

 


上手に写真が撮れるとトマト栽培の楽しみが広がりそうですね!

【博士に挑戦2024】第2弾の「#写真チャレンジ」トマトギャラリー投稿キャンペーンを実施中です。
本記事を参考に、ぜひチャレンジしてください☆

 

カメラマン茨木のプロフィール

福島県福島市出身
大阪芸術大学卒業後、広告業界でCMやTV、VPなど映像の仕事に携わる。
ロケハン用のカメラを手にスチールカメラマンとしての一歩を踏み出す。子育てと並走しながら大手企業の広告撮影やワークショップ、講座を行う中で、思い出を残す家族写真撮影に取り組み写真館をオープンする。
HP:にちよう写真館
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