カゴメ便り
2017/05/16

&KAGOMEスタッフの生産者訪問日記 【第1回 定植編】

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こんにちは、&KAGOMEスタッフです。
カゴメの契約農家さんを訪問し、カゴメジュース用トマト“凜々子”の栽培の様子を現地から4回にわたってお届けします

  • 第1回 定植編
  • 第2回 生長編 (6月公開)
  • 第3回 着果編 (7月公開)
  • 第4回 収穫編 (8月公開)

8月公開の収穫編まで、ぜひおつきあいくださいね。

 

まずは、案内役を務めてくれるフィールドマンの桂さんをご紹介します。

フィールドマンとは、カゴメが契約した生産者のみなさんを支援する専門家。契約農家さんと綿密にコミュニケーションをとりながら、品質向上や収量アップに向けたアドバイスを行う縁の下の力持ちなんですよ。

そんな頼もしい桂さんのナビゲートのもと、栃木県JAおやまの小平さんの圃場にお邪魔しました。

 

【4月21日(金) 最高気温 約19℃ 最低気温 約12℃ 曇り】

こちらが、今回お世話になる小平さん。
カゴメの契約農家さんの中で最年少ながら、「生産者としてカゴメトマトジュースのパッケージに載るのが目標なんです!」と活き活きと語る、とっても魅力的なお人柄です

それではさっそく、トマトの苗を畑に植え替える「定植」の様子をレポートしますね。

 

小平さんのトマト畑の広さは、約7反(70アール/7000平方メートル)。
1反あたり10トンのトマトが収穫できるそうです
栃木県小山市周辺は、保水性や通気性に優れた土壌に恵まれ、野菜栽培に適した環境なのだとか。

 

マルチャーと呼ばれる機械でマルチ(根元の周辺を覆うビニール)を張った後、約50㎝間隔に穴をあけて、苗を植えていきます。ひとつの畝に定植される苗は、約100本。
畝が高めに立てられ、しっかりと深植えされていました。そうすることで、霜の害を防ぐなどの利点があるそうですよ。

 

葉はマルチから出ていても構いませんが、芽をマルチの上に出さないように植えるのが大切なポイント
小平さんのトマト畑で使われているマルチは、中央が透明、両端がシルバーの2色配色のもの。
透明部分は地温を上げる効果、そしてシルバー部分は虫除けに効果を発揮します。

 

4月初旬に定植した苗には、「パオパオ」と呼ばれる不織布がかけられていました。
そのかわいらしい名前に似合わず、霜や寒さから苗を守ってくれる心強い助っ人なんですよ。
ちなみに、気候が暖かくなり、安定する4月下旬以降に植えられた苗には、パオパオは設置しません。

 

小平さん曰く、定植後に特に気を配っているのは、病害虫対策とのこと。
収量に大きく関わってくるため、「薬かけはこまめに行うようにしています」と力を込めて話してくださいました。

 

圃場に続き、ご自宅に隣接するハウスも見学させていただきました。
ハウスの中には、定植を待つ苗がズラ~リ。青々とした緑が目にまぶしく感じます
この日の気温は16時時点で17度でしたが、ハウス内は24度。長くいると、軽く汗ばんでくるほど。

 

根っこが白いのは、健康な証拠です「畑に行く準備OKだよ」という苗たちの元気な声が聞こえてくるようでしたよ

 

第1回 定植編、いかがでしたか
次回は、同じく小平さんの圃場から生長編をレポートします。
6月上旬公開予定ですので、どうぞお楽しみに

 

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