カゴメ便り
2017/06/13

&KAGOMEスタッフの生産者訪問日記 【第2回 生長編】

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こんにちは、&KAGOMEスタッフです。

カゴメの契約農家さんを訪問し、カゴメジュース用トマト“凜々子”の栽培の様子をお届けする「生産者訪問日記」。
第2回目となる今回は、【生長編】です。

前回の訪問から1か月あまり。凜々子はどんな風に生長しているのでしょうか
栃木県小山市JAおやまの小平さんの圃場よりレポートします

 

【5月25日(木) 最高気温 21.7℃ 最低気温 17.4℃ 雨のち曇り】

昨夜から今朝にかけて、かなりの雨が降ったという小山市。このところカラカラの晴天が続いていたため、凜々子にとっては「恵みの雨」となったそう
雨上がりの畑の土は柔らかく湿り、深呼吸してみると、ホッとするような匂いが鼻をくすぐります。

 

4月21日に訪れた際には、まだ15cmほどだった苗がこの通り
元気いっぱい、100~120cmに伸びていました。

 

今が開花の最盛期。かわいい黄色い花に誘われて、モンシロチョウもひらひらと遊びにきていましたよ。
1番花についた実が収穫できるのは、7月初旬ごろ。待ち遠しいですね

 

葉をかきわけて中をのぞいてみると・・・・ありました、ありました、小さな実がいくつも
心なしか、フレッシュな香りが漂ってくるような気がします。
今はまだ青い実ですが、次回訪問時には、ほんのり色づいた凜々子が出迎えてくれるはず。ワクワク

 

凜々子は、主茎の花房が3~4段で止まる「芯止まり」品種です。わき芽を残すことで、収量が多くなります。
小平さんの畑では、ひとつの株におよそ150個の実がつき、そのうち出荷されるのは大体120個。重量でいうと、一株あたり約10キロのトマトが収穫できます。

 

無支柱で栽培されているので、実が大きくなってくると、その重みで枝は横に広がり地面を這って伸びていきます。
今は画像のようにはっきり見えている通路も、凜々子が生長するにつれて枝葉に覆われていき、収穫が始まる時期にはほぼ見えなくなるのだとか。
一面緑に茂った畑は、きっと壮観ですね。

 

5月から6月初旬にかけて特に重要なのが、「裾上げ」と呼ばれる仕事。マルチを上げて土を寄せ、再びマルチを戻すというもので、小平さんいわく「とにかく大変な作業なんです!」とのこと。
労力を要するこの作業を開花の最盛期にタイミングを逃さず行うことが、今後のすこやかな生長につながるのだそう。
画像左が「裾上げ」の作業前、右が作業後の様子です。
畝が平らに近い状態になっているのがお分かりになりますでしょうか

 

ちなみに、小平さんの畑では、5月17日に「定植調査」が実施されました。
定植調査とは、カゴメの担当者が全契約農家さんの畑を実地でチェックすること。
調査後は、面積や本数、植付け月日などが記入された立て札が各畑に設置されます。
この定植調査の結果から今年の収量を予測し、トマトジュースの生産計画が立てられます。
まさに「畑は、第1の工場」!カゴメの商品づくりは、畑から始まっているんですね。

 

第2回 生長編、いかがでしたか
次回は、同じく小平さんの圃場から【もうすぐ収穫編】をお届けします。
7月中旬公開予定ですので、どうぞお楽しみに

小平さん、ありがとうございました。来月もよろしくお願いします

 

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