3月に実施した投票“あなたのトマト栽培「あるある」はどれ?”で、「あるある」1位だったのは、「わき芽を見逃して、いつの間にかジャングル状態!」でした。
「今年こそわき芽を見逃さないぞ!と注意して見ているつもりでも…」
「もったいなくて残してたらあっという間にジャングル!」
のコメントに大きくうなずかれた方も多いのではないでしょうか?

トマト栽培で、甘くて大きな実を最後まで収穫するために欠かせないのが「芽かき」と「摘芯」です。
この2つの作業をマスターすれば、栄養を効率よく実に集め、病気のリスクを最小限に抑えることができます。
■栄養を集中させる「芽かき」

「芽かき」とは、葉の付け根から出てくる新しい芽(わき芽)を取り除く作業のことです。
わき芽を放置すると枝葉ばかりが茂り、実を大きくするための栄養が分散してしまいます。
風通しを良くすることで、カビやアブラムシなどの発生を抑えることもできますよ!
【タイミングと見分け方】
「主茎(メインの茎)」と「葉」の間から、三つ又になっている箇所の真ん中が「わき芽」と覚えましょう。
雨天や湿度の高い時に作業をすると、切り口が乾かずに病原菌の侵入の原因になります。
※凛々子®(芯止まりタイプ)の場合
わき芽をすべて取ってしまうと、その後の生長が止まってしまいます。わき芽が少ない場合は、無理に芽かきをせずそのまま育てましょう。
【正しい手順】
1. 素手で作業する: ハサミは病原菌を拡げてしまうリスクがあるため、若いうちに指で横に倒して「ポキッ」と折るのが基本です。
2. 付け根から取る: 途中で折ってしまうとまた再生するため、根元からきれいに取り除きましょう。
■収穫のゴールを決める「摘芯」

「株が成長し続けると、いつか支柱の高さを超えて管理が難しくなってきます。
ここまで、と決めて成長点(茎の先端)を摘み取り成長を止めます。これを「摘芯」といいます。
【タイミングとやり方】
こあまちゃん / 高リコピントマト(非芯止まりタイプ):花房が6~7段前後、または支柱の高さに達した時に、一番上の花房の上に葉を2~3枚残して、その先の主茎をカットします。
花のすぐ上で切らずに「葉を残す」ことで、実に栄養を送り続け、直射日光による日焼けからも守ることができます。
凛々子®(芯止まりタイプ):摘芯をする必要はありません。
作業の仕上げに、以下の項目を確認してみましょう。
プロに学ぶ!芽かき&摘芯チェックリスト
「芽かき」で株を整え、「芯止め」で最後の仕上げ。この2ステップで、家庭菜園のトマトは格段に美味しくなります。ぜひ晴れた日に、愛着を持って作業してみてくださいね!
記事監修:カゴメアグリフレッシュ