こんにちは、博士です!
自分で栽培したトマトの味は格別!でも、甘いトマトが収穫できるともっとうれしいですよね^^
植物は、葉緑体と呼ばれる組織で水、二酸化炭素、光を使って糖やデンプン、酸素を作り出します。
この光合成で作られた糖は、茎や葉、根の生長や果実の肥大成熟に利用されます。
果実に運ばれた糖は液胞と呼ばれる組織に蓄積し、トマトが甘くなります。
甘いトマトを育てるために必要なのは、じつはとても基本的なことなんです。
ぜひ、次の3つを実践してください。
■日当たりの良い場所で育てる
日当たりや風通しがよく、雨が直接当たらない場所で育てましょう。
また、苗を植えた直後に低温(最低気温10℃以下)が10日以上続くと、育ちが悪くなり、葉のふちや茎が紫色になってくる場合があります。雨を避け日当たりの良い場所に移してあげましょう。
■水やりの量とタイミングを守る
水やりは午前中が基本です。
苗を植えた後は毎日1回、トマトが光合成を始める午前中のなるべく早い時間にたっぷり水を与えましょう。
また、梅雨が明けたころから、土が乾きやすくなります。土の状態によっては、昼すぎにももう一度水やりを行うようにしましょう。
水やりのポイント
最初に土の表面が乾いていることを確認してから水をあげましょう。
割り箸を1本、土の中に挿し引き抜いたときに、上から10cmは乾燥している状態が水をあげる目安です。
葉に水がかからないように注意し、根元を中心に全体に与えてください。プランターの場合は底から水が流れ出る程度が適量です。
■追肥する
培養土の中には、もともと野菜が育つのに必要な栄養が含まれていますが、3週間ほどで使いきってしまいます。
そのため、追加で栄養を与えていくこと(追肥)が必要です。
化成肥料を10g、土の表面全体にまきましょう。 最初の1回は、苗を植えてから2~3週間後を目安に。以後、2週間ごとに1回を目安に行っていきましょう。
その際に、苗が倒れないように、軽く「土寄せ(土を根元に集める)」をすることも忘れずに。
液体肥料を使用する場合は、規定の量に合わせて水で薄め、1週間に1度を目安に与えます。
追肥のタイミングについては、こちらの記事をご参考ください。
栽培の極意 Part3. 「追肥のタイミング」
甘いトマトの収穫を期待して、トマト栽培を楽しみましょう♪
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出典 VEGEDAY
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