あつまれ博士の畑
2025/06/09

甘いトマトを育てるには?日当たり・水やり・追肥のポイント!

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こんにちは、博士です!

自分で育てたトマトの味は格別ですよね♪
トマトをさらにおいしくするために、3つのポイントをご紹介します。

 

■どうやってトマトは甘くなるの?

理科の授業で「光合成」を習った記憶がある方も多いのでは?
光合成とは、植物が葉緑体と呼ばれる組織で水、二酸化炭素、光から糖やデンプン、酸素を作り出すことです。

葉で作られた糖は、茎や葉、根の生長や果実の成熟に利用されます。そして、果実に運ばれた糖は液胞と呼ばれる組織に蓄積し、トマトが甘くなります。
つまり、トマトを生長させ甘くするためには、光合成に必要な水と光がとても大切なのです☆

 

 

ここからは、甘いトマトを育てるために大切な「日当たり・水やり・追肥」のポイントを紹介します!

 

■日当たり

トマトは、日当たりと風通しがよく、なるべく雨が直接当たらない場所で育てましょう。
ただし、果実が一方向から強い日差しを受け続けると、色素が抜けて白く焼けたような状態になることがあります。強い日差しが続く夏の時期は注意してください。

 

■水やり

苗を植えた後は毎日、トマトが光合成を始める午前中のなるべく早い時間にたっぷり水をあげましょう。
梅雨明け頃から土が乾きやすくなるので、土の状態によっては日に何度か水やりをしましょう。

<ポイント>

  • 水やりをするかどうかは、土の状態を見て判断します。土の表面が乾いていれば、鉢の下から余分な水が出る程度を目安に水を与えましょう。
  • 夕方や雨の日は、あまり水をあげないようにしてください。果実が割れたり、根が傷んだりする可能性があります。
  • 水分を少なめに栽培すると糖度が高くなると言われていますが、水分が不足するとトマトがうまく育たない場合もあります。必要に応じて水を与えてください。

 

■追肥

定植の際に、尻ぐされを予防するためカルシウム剤を混ぜます。カルシウム剤と書かれていない場合は、石灰(苦土石灰)で構いません。

甘いトマトを育てるために大切なのが、追加で肥料を与えること(追肥)です。植えてから2~3週間後を目安に追肥を始め、その後は2週間に1回程度行いましょう。

肥料には固形と液体がありますが、液体の方が即効性があり、苗の生長を見ながら与えることができるため追肥に向いています。使用時は用法・用量を守ってください。

甘いトマトを育てるために、ぜひこの3つのポイント(日当たり・水やり・追肥)を意識してみてくださいね♪

 

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