こんにちは、博士です!
おうちのトマトは元気に育っていますか?博士のトマトたちは色づいてきましたよ~
もうすぐ収穫シーズン!待ち遠しいですね!!


さて、今回は家庭でお子様とトマトを収穫するという体験を、より楽しく学びのあるものにするためのポイントをご紹介します!
5月に下記記事でも登場していただいた“とびちゃん“こと飛石さんにお話を聞きました!
▼おうちで“植育”をはじめてみませんか?
とびちゃん、また博士のブログに遊びに来てくれてありがとうございます!
みなさん、こんにちは。またお会いできてうれしいです♪
トマトやパプリカを育てている過程で、特にお子様が関心を持つのはどういう時ですか?
花が咲いたり、実がなったり、さらにはその実の色が変わった時は子どもたちが不思議に思うポイントが満載で、とっても目を輝かせています。
この時期の観察のポイントやお子様への声かけのポイントはありますか?
目に見える大きな変化はお子様が自分で発見できるチャンスです!
「トマトちゃんどうなってるかな?」
とお子様に見つけてもらえるような声かけがお勧めです。
その時に
「花はどうして咲くのかな?」とか
「どうやって実がなったのかな?」と
お子様に聞いてみましょう。お子様が自分の経験や知っていることをつなぎ合わせて自分なりの考えを教えてくれます。
この時、正誤にこだわらずに、そのお子様の想像力や知識をつなげる力に注目できるとわくわくしてきます。
正しい答えを教えたいときや、意見が出てこなかったときは、図鑑やインターネットで‘一緒に’調べてみるといいですよ。
こうした声かけで、観察が論理思考や言語表現につながっていく可能性があります。
なるほど!声かけ一つでお子様に考えるきっかけを作ることができるんですね。
お子様たちは大人も気づかないような植物の特徴や変化を教えてくれます。
小さな小さな変化に気づくことができるのは、日々の観察があるからです。
水やりを一緒にやることで、愛着がわくだけでなくこうした変化に気づく力にもつながっていくと思っています。
自分で収穫して育てた野菜を食べる、という体験は家庭菜園の中で特に心が躍る体験ですよね。ここでのポイントはありますか?
そうですね。収穫はお子様たちが最も喜ぶタイミングです。ここは五感をフル活用できる時です。
「食べたらおいしそうなトマトってどれかな?」とか
「収穫できる野菜とは、どういう状態か」
というのを一緒に考えると楽しいですよ。
収穫できる完熟な状態がどういう状態なのかをイメージできているのは大人で、実はお子様の中にはイメージできていない場合があります。
例えば、「大きくなったトマトをとっていいよ」とお子様たちに伝えると、緑で大きいトマトも収穫してくれます。
完熟している状態を教えてあげて、五感を使って、その条件に合うものを見つけて来てもらう…ちょっとしたミッション・ゲームのように収穫を楽しむこともできますね。
そしてそうした声かけをすることで、図形認識や論理思考のきっかけになるかもしれません。
また、「何個とれたかな?」と声かけすることで数学的関心にもつながる可能性もあります。
お子様と楽しむ“植育”体験のポイントをたくさん教えていただきました。とびちゃん、ありがとうございました!
最後に博士から、栽培体験の中から子どもたちの「なぜ?」や「ワクワク!」を引き出すためのトマトやパプリカの豆知識をご紹介します!
どのようにしてトマトやパプリカは色を変えるの?
実が十分に大きくなると、色素が実の中で作られます。
トマトは「リコピン」という赤色の色素、赤色パプリカは「カプサンチン」という赤い色素が主に作られますが、オレンジ色のパプリカは赤や黄、オレンジの色素が組み合わさっています。
どんな色の成分を作れるかは種の時点で決まっており、作られる色素の種類や割合で色が決まります。

また、『トマサポ!』にはレポート機能があります。 お手入れ回数や収穫個数が一目でわかるレポートを作ることができますので、お子様との“植育”にも、ぜひ活用してみてくださいね^^
▼夏休みの宿題にぴったり?!トマサポ!機能紹介~レポート機能~
それではまた~!