朝から快晴!午前中にもかかわらず、気温30℃に迫る勢いです。那須塩原というと避暑地のイメージがありますが、今回お世話になるバスガイドさん曰く「最近は日中35℃を超える日も多いんですよ」とのこと。
そんなかんかん照りのお天気の中、東京や神奈川など各地から&KAGOMEメンバーのみなさんが集まってきてくださいました。
さっそく、おひとりおひとりに名札をお渡しし、お名前の下にお好きなカゴメ商品を書いていただいたところ・・・ふむふむ、一番人気は『野菜生活100』。そのほか、『あまいトマト』『ケチャップ』『タコライスソース』など、多彩なラインアップが揃いました。
さぁ、みなさんのワクワクを乗せたバスが、那須工場へ向かいます!
10分ほどで那須工場に到着。まずは、赤と緑のトマトカラーが印象的なPRルームで、工場長から挨拶が。「おはようございまーす!」という大きな第一声に場の空気がパッと明るくなります。「那須工場の食堂ではトマトジュースが飲み放題なんです!」とちょっぴり自慢顔の工場長のお肌は、ハリがあってツヤツヤ。もしかして、トマト効果でしょうか!?
そんな元気ツヤツヤ工場長より、これから見学する那須工場について説明がありました。「東京ドーム約3倍の広さ」などの工場の特徴はもちろん、「自分の家族に自信を持って勧められる製品を」「おかしいと感じたら新入社員でも製造ラインを止めてよい」といった“安心安全”を第一にした行動指針を力強くレクチャー。みなさん、熱心に耳を傾けていらっしゃました。
さて、予習はバッチリ。期待に胸をふくらませつつ、いよいよ工場見学へGO!
※製造ラインの写真は、見学者通路から撮影したものです。
まず向かったのは、カゴメトマトジュース専用トマト・凛々子の洗浄や加工を行なうプロセッシングエリア。エリアに足を踏み入れた瞬間、巨大な洗浄槽の中を流れてゆく大量の生トマトが目に飛び込んできます!ちなみに、熱をかけずに水分を抜いて濃縮する「RO濃縮技術」は、カゴメ独自の技術なんだとか。RO模型を使ってのPRレディの説明に、みなさん興味しんしんな様子でした。
次に向かったのは、充填や包装を行なうパッケージングエリア。缶ジュース用の充填機は1分間に1500本、ペットボトル用の充填機は600本(280mlの場合)の充填能力があるとのこと。これは国内最高速レベルだそうです!充填された缶・ペットボトルは、日付印字が正しいか、きちんと密封されているかなど、様々な機械を使ってチェック。検査の終わった製品は、最終工程のパレタイズエリアへ。
パレタイズエリアは、那須工場で製造された製品すべてが集められる場所。パレットに積まれた製品が黄色い電動カートに乗って、次々と製品自動倉庫へ搬送されていきます。ここでPRレディから出題が。「那須工場で1年間に作られるジュースを缶に入れて積み上げると、どれくらいでしょう?」。答えは、なんと「地球1周/缶ジュース4億本(10cmとして)」。正解された方が多かったですよ。さすが!
紙パックラインも見学。こちらは、シート状の紙パックを筒型に整形しながら、無菌充填していきます。紙パックの中がジュースで完全に満たされるために空気の残留がなく、新鮮さが長持ちするそうです。
製造ライン見学に続き、工場に隣接するトマト観光温室見学へ。南米ペルー原産の野生種から、東京マラソンでランナーに配られる生食用の「ちいさなももこ」、江戸時代初期の絵画にも描かれている観賞用の「カボチャトマト」、そして凜々子をはじめとする加工用トマトまで、さまざまな品種が並んでいます。研究開発本部の担当者のユーモアたっぷりの語り口に、みなさんの笑い声が広がる場面も♪
PRルームに戻ると、凜々子の試食が用意されていました!温室の暑さで火照った体に、生トマトの瑞々しさが染みわたります。凜々子の皮は厚めで歯ごたえがありますが、これはコンテナなどで運ぶ際につぶれないようにするためなのだそう。
お昼は、オープンしたばかりのレストラン「ナスシオバル ウニコ」さんで。『カゴメトマトジュースプレミアム』で乾杯した後は、凛々子を使用した特別メニューに舌鼓!カゴメ社員や&KAGOMEスタッフも参加者のみなさんの輪に入って、おいしくいただきました。工場見学の感想や手づくりスムージーの話題など、テーブルを囲んでおしゃべりに花が咲きます。
ちなみに、この日のメニューは、チキンと凜々子・地元野菜の白ワイン煮、彩り野菜のスパゲッティ、ショートパスタと小エビのニラジェノベーゼ、カボチャと卵のマスタードサラダ、ジャガイモの冷たいスープ。デザートには、『野菜生活100』を使ったゼリーも登場しました♪
カゴメの契約農家さんの畑に到着。この畑からは、約20トンの凛々子が収穫できるのだとか。はやる気持ちを抑えつつ、まずは広大な畑をバックに記念撮影。「ハイ、トーマートッ!」のかけ声に、みなさん最高の笑顔です!
見渡す限り緑の畑ですが、足元を見てみると、美しく色づいたトマトが地面に沿ってたくさん実っています!それもそのはず、凛々子は支柱無しでも育てられる品種。ジリジリと照りつける太陽をものともせず、真っ赤に熟したトマトを収穫していきます。収穫時にヘタが実に残らないように改良されているので、はさみを使わず簡単に手でもぎとることができるんですよ。
ふだんはなかなかできない貴重な体験に、みなさん大興奮!もぎたてをそのままガブッとほおばる方も。「PRルームで試食した時よりも甘く感じる!」なんて声も聞こえてきました。青空の下で味わうトマトはまた格別なのかもしれませんね。
バスの中では、Q&Aタイムを行ないました。事前に募っていた参加者のみなさんからの質問に、カゴメ社員が答えていきます。
高齢者に使いやすい容器の開発や、少人数世帯でもおいしく飲みきれる新適量サイズ「スマートPET」の提案、塩分制限が必要な方に配慮した商品づくりなど、カゴメのさまざまな取り組みについて知っていただくいい機会となりました。
再びPRルームへ戻って、おなじみのカゴメトマトジュースと搾りたての『カゴメトマトジュースプレミアム』を飲み比べ。今日一日の体験を振り返りながら、『カゴメトマトジュースプレミアム』のキャッチコピーを考えていただきました。
机上のPOPカードとにらめっこしながら、アイデアをひねるみなさん。なかには、スラスラ~ッと軽快にペンを走らせる名コピーライターさながらの方もいらっしゃいました!優秀作品は、実際にPOPとなって店頭に並びます。
キャッチコピーを書き終えた方から、『野菜生活100』をアレンジした2種類のスムージーをお楽しみいただきました。
『野菜生活100エナジールーツ 』を使った“バナナとヨーグルトのトロトロスムージー”は、「飲みやすい」と大人気!『野菜生活100 フルーティーサラダ』を使った“キラキラキャベツスムージー”は、さっぱりした口当たりが男性陣に好評でしたよ。
名残惜しい中、解散地となる那須塩原駅へバスで向かいます。
お見送りの際、「楽しかったです」と声をかけてくださった方や、駅のエスカレーターをのぼり切るまで手を振ってくださった方もいらっしゃいました。一緒に楽しい時間を共有させていただき、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。今回の体験が、みなさんにとって夏の思い出の1ページとなりますように…!
カゴメが取り組んでいる事業について理解を深めることができ、貴重な経験をできたことについて感謝いたします。普段飲んでいる商品をより安心に理用できることについて安心感が生まれました。ありがとうございました。 50代 男性
今回は普段ふれることのないカゴメの世界を色々と見られて楽しかったです。こういう機会があると、これからカゴメの商品を買うようにしよう!!と思えるので、よかったです。すごく楽しい体験をありがとうございました。また来たいです! 10代 女性
とても良かったです。カゴメの製品なら安心できるなと感じました。身体にも良いし、もっとトマトを食卓にとり入れたいと思いました。 60代 女性