ミニトマト(こあまちゃん)は、甘さと酸味のバランスがよく、食味が良いのが特徴。栽培も簡単でたくさん採れて初心者にもオススメです。そんな、ミニトマト(こあまちゃん)を美味しく育てる方法や日常のお手入れを環境別にイラストでご紹介します。
ミニトマト(こあまちゃん)は、甘さと酸味のバランスがよく、食味が良いのが特徴。栽培も簡単でたくさん採れて初心者にもオススメです。そんな、ミニトマト(こあまちゃん)を美味しく育てる方法や日常のお手入れを環境別にイラストでご紹介します。
トマトの苗が届いたら土が乾燥した状態になっているためパックのままたっぷり水を与えてください。しんなりしている葉っぱが元気になります。
ミニトマト(こあまちゃん)は、プランター・鉢栽培に適しています。下記を参考に、元気なトマトを育てましょう。
鉢やプランターに市販の鉢底石を底が見えなくなるまで平たく敷きます。
次に鉢底石の上に市販の野菜用培養土を入れます。水やりの際に水がこぼれないよう図のように鉢やプランターのフチより低い位置まで土を入れます。
パックから土を崩さないように優しく苗を取り出し植穴に植え付けます。
鉢やプランターの底からたっぷり出てくる位の水を与えてください。置き場所は出来るだけ日当たりの良い場所を選ぶようにしましょう。
土の表面が乾いてきたら1日1回(夏場なら2回)葉にかからないように根元に水を与えます。水やりは一か所に集中して与えるのではなく全体にまんべんなくたっぷり与えましょう。
実がなり始めた頃に水やりが少ないことが続くとトマトに尻腐れが発生しやすくなります。毎日しっかり水を与えるようにしましょう。
尻腐れとはカルシウム欠乏が原因でトマトのお尻(ヘタと反対部分)が黒くなってしまう生理障害(病気ではありません)のことをいいます。
支柱は1苗に1本1m程度の支柱を立て、ヒモで苗が倒れないように茎と支柱を結びます。支柱側はしっかり、茎側は多少遊びが出るようにゆるめにし8の字に縛ります。
苗は生長すると茎と葉のつけ根部分から新芽がでてきます。 これを「わき芽」といいます。しっかり脇芽を摘み、主茎一本に集中して、確実に大きくおいしい果実をならせましょう!わき芽かきは、トマトの病気を防ぐため晴れた風のない日に手をきれいに洗ってから行いましょう。
茎が支柱の高さに達したら、最後に実を着けたい花房の上の葉2枚を残して、新しい葉が展開する芽(生長点)を摘み取り、伸長を止めましょう。
トマトは自家受粉します。たくさんの実がなるように花が十分に開いたら花房を指で軽く弾くようにして、受粉・着果の促進をさせます。もっとも花粉が出やすい、晴れた日の午前中に行うのがベストです。開花している3~4日の間に受粉すると1週間くらいで小豆大の実がつきはじめます。
トマトの実を大きくするために多くの栄養分や水分を必要とします。実がつきはじめたら追肥をしましょう。追肥を行わないと着果しても実が大きくならなかったり、生長が遅れたりします。
追肥は必ず行ってください。
トマトは果実に日光が当たって赤くなるわけではありません。未熟果に直接強い日射が当たり続けると、日焼け果(白く色が抜けたトマト)になる可能性があります。
着果後、気温により前後しますが、40~50日くらいで収穫の時期を迎えます。1果房あたり12個前後(5果房/株として70個程度)収穫できると良いでしょう。
一般的に、ミニトマト(こあまちゃん)は中玉トマトに比べて糖度が高く甘みが強いく、そのまま食べても皮が口に残らないよう薄く柔らかいのが特長です。サラダなど生のまま食す事に向いています。