2024/09/11
とうとう、その夜が訪れた。
そっと凛々子に手を伸ばすと、
緊張で硬くなっていることがわかった。
それを予期していたかのように。
そんなにこわがらなくていいよ、
そう囁きながら、まずはしっかりと潤さなければいけないことに気づく。
たっぷりと水をやり、潤いを確かめたら
まんなかあたりに手をかけ、
できるだけやさしく、できるだけゆっくりと
それでいて熱のこもったマッサージを加えていく。
少しずつ、昂っていることが伝わってくる。
指先に力を込めると、
そのたびに凛々子の下からは、透明な水があふれ、流れ出てくる。
微かに凛々子の聲が漏れ聞こえたと感じた。
頃合いだ。
入れるよ
とまた囁く。拒否などさせる気もないのに。
そして、はじめて、トマトの土を足したのであった。
最後に、ふたたび水で潤す。
ゆっくりおやすみ。
本日は、トマト忍者は要人暗⚫︎の極秘任務のため、
友人のトマト文豪が代わりに執筆いたしました。