トマコミ2017 | 初心者でも安心 トマトの育て方

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ジューストマト凛々子の育て方 ジューストマト凛々子の育て方

カゴメが保有するトマトの種は約7,500種類。凛々子は、ほんのりすっぱくて、さっぱりとした甘さが特徴です。完熟すると果皮も果肉も真っ赤になり栄養価も高くなります。そんな、凛々子を美味しく育てる方法や日常のお手入れを育てる場所や環境別にイラストでご紹介します。

1苗が届いたらまず水をあげよう

トマトの苗が届いたら土が乾燥した状態になっているためパックのままたっぷり水を与えてください。しんなりしている葉っぱが元気になります。

2トマトジュース用トマトの苗(凛々子)の品種特長

一般的な生食用トマト苗の1本仕立てと違い凛々子は芯止まり品種といい主茎の花房が3~4段で止まります。わき芽を残すことで収穫量が多くなります。また、ヘタの付け根に接合部がなく収穫時にヘタが実に付かずに採れるジョイントレスと呼ばれる品種です。収穫の際はハサミなど使わず手でトマトの実を手前にひねるようにすると簡単に収穫できます。

3トマトの苗を植えよう

トマトの苗を育てる場所や環境で育て方が変わってきます。鉢やプランター・地植(畑)栽培の中からお選びいただき元気なトマトを育てましょう。

地植(畑)栽培の方
  • 地植えの場合、畑に苦土石灰と元肥をまいて耕します。
  • 幅 約1.2~1.5m 高さ約30cmの畝に約50〜70cm間隔で1苗ずつ植えます。
  • トマトに土が付く事による病害発生の予防、雑草予防などのために、マルチシートの使用をお勧めします。

日当りの良い場所で水はけを良くするため、高さ約30cmのかまぼこ状に土を盛り畝を作ります。

苗を植え付ける約2時間前を目安にたっぷり水を与えます。

パックから土を崩さないように優しく苗を取り出し植穴に植え付けます。

株元の土を手で軽く押さえた後たっぷり水を与えます。

地植(畑)栽培の水やり

土の状態を見ながら1日~2日おきに葉にかからないように根元に水を与えましょう。水やりは一か所に集中して与えるのではなく全体にまんべんなくたっぷり与えましょう。マルチシートを敷いている場合は植穴からたっぷり与えましょう。

地植(畑)栽培の支柱

地植(畑)栽培の場合は支柱は必要ありません。枝はそのまま地面に這わせます。

地植(畑)栽培の芽かき

狭いスペースで地植(畑)栽培する場合は株が混みあうと風通しが悪く病気になりやすくなるのでプランター栽培と同じ要領で芽かきを行いましょう。

Point

トマトや同じナス科(ジャガイモ・ピーマンなど)の作物を栽培した土や場所では連作障害(野菜を冒す病原菌や有害線虫が多くなったり、土壌の中の養分が不足したりして、トマトの生育が悪くなる)を起こしやすくなりますのでそれら以外の場所で栽培してください。

鉢やプランター栽培の方
  • 20リットル以上培養土が入る容器に対し1苗が目安です。
    (汚れていない容器をご用意ください。)

鉢やプランターに市販の鉢底石を底が見えなくなるまで平たく敷きます。

次に鉢底石の上に市販の野菜用培養土を入れます。水やりの際に水がこぼれないよう図のように鉢やプランターのフチより低い位置まで土を入れます。

パックから土を崩さないように優しく苗を取り出し植穴に植え付けます。

鉢やプランターの底からたっぷり出てくる位の水を与えてください。置き場所は出来るだけ日当たりの良い場所を選ぶようにしましょう。

鉢やプランター栽培の水やり

土の表面が乾いてきたら1日1回(夏場なら2回)葉にかからないように根元に水を与えます。水やりは一か所に集中して与えるのではなく全体にまんべんなくたっぷり与えましょう。

Point

実がなり始めた頃に水やりが少ないことが続くとトマトに尻腐れが発生しやすくなります。毎日しっかり水を与えるようにしましょう。
尻腐れとはカルシウム欠乏が原因でトマトのお尻(ヘタと反対部分)が黒くなってしまう生理障害(病気ではありません)のことをいいます。

鉢やプランター栽培の支柱

支柱は1苗に1本1m程度の支柱を立て、ヒモで苗が倒れないように茎と支柱を結びます。支柱側はしっかり、茎側は多少遊びが出るようにゆるめにし8の字に縛ります。

凛々子は芯止まり品種の為、支柱で誘引する必要ない無支柱栽培に適していますが、果実に土がついたり蒸れやすく腐りやすくなったりするため狭いスペースで栽培する場合は支柱を立てるのがおすすめです。
実ができ始めたら実の重みで枝が折れてしまうことを防ぐため、長めに切ったヒモを図のように実のついた枝に軽く固定し支柱上部にしっかり結び固定して支えます。

鉢やプランター栽培の芽かき

苗は成長すると茎と葉のつけ根部分から新芽がでてきます。 これを「わき芽」といいます。鉢やプランター栽培では大きいわき芽を2〜3本残し、残りのわき芽の大きさが3〜5cm位になったら摘み取り、株全体に栄養がいきわたるようにします。その後に出てくるわき芽はそのまま伸ばして構いません。わき芽かきは、トマトの病気を防ぐため晴れた風のない日に手をきれいに洗ってから行いましょう。

4受粉させよう(着果促進)

トマトは自家受粉します。たくさんの実がなるように花が十分に開いたら花房を指で軽く弾くようにして、受粉・着果の促進をさせます。もっとも花粉が出やすい、晴れた日の午前中に行うのがベストです。開花している3~4日の間に受粉すると1週間くらいで小豆大の実がつきはじめます。

5追肥をして実を大きくしよう

トマトの実を大きくするために多くの栄養分や水分を必要とします。実がつきはじめたら追肥をしましょう。追肥を行わないと着果しても実が大きくならなかったり、生長が遅れたりします。

追肥は必ず行ってください。

プランター栽培の場合
実がつき始めたら一度だけ化成肥料を株元に与えるか1週間に1度の頻度で園芸用液体肥料を規定倍率に薄めて与えてください。
地植(畑)栽培の場合
実がつき始めたら2~3週間に一度化成肥料等を与えてください。

6実に太陽の光を当てすぎないようにしよう

トマトは果実に日光が当たって赤くなるわけではありません。未熟果に直接強い日射が当たり続けると、日焼け果(白く色が抜けたトマト)になる可能性があります。

プランター栽培の場合
一方向から太陽の光が当たり過ぎないようにプランターを移動させてたり回転させて調節してください。
地植(畑)栽培の場合
葉で果実を覆い、日陰になるようにしましょう。どうしても果実が露出してしまう場合は、数本程度のワラ等をのせ少し日陰にするだけでも効果があります。

7真っ赤になったトマトを収穫しよう

着果後、通常45〜50日くらいで収穫の時期を迎えます。凜々子は着果してから完熟するまでの期間に必要な温度(積算温度=平均気温×日数)が概ね1000〜1100℃と決まっているので、気温が低い場合は収穫が遅れることがあります。実が赤くなってきてもあわてずに、真っ赤になるまで樹上で完熟させ栄養満点のトマトを収穫しましょう。

凛々子はジュース用トマトのため、加工調理に適していて加熱することでトマト本来の旨みや甘みが増し、 幅広いメニューに組み合わせることができます。