こんにちは、&KAGOMEスタッフです。
いつも&KAGOMEにたくさんのご投稿をいただき、ありがとうございます。
みなさんには、&KAGOMEを通して様々な交流をお楽しみいただいておりますが、中にはご自分の投稿が非表示となり、残念な思いをされた方もいらっしゃると思います。
&KAGOMEでは、いただいた投稿に医薬的な何かしらの効果・効能を連想させてしまうような内容が含まれている場合、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)及び景表法(不当景品類及び不当表示防止法)に基づく事務局判断によって非表示とさせていただき、個別にメールでご連絡を差し上げております。
そこで今回は、品質保証部の田中さんに、薬機法及び景表法による、コメント投稿の際の注意点について教えてもらってきました。
まずは、品質保証部の紹介をお願いします。
簡単に言いますと、お客様に安全・安心な製品を届けること、それが私たちの仕事です。
カゴメ製品の安全性と信頼に直結する重要な役割を担っているのですね。
主な業務としては、カゴメ品質の維持や向上の実現のため、国際基準であるFSSC22000(食品安全システム認証)などに基づいてシステムをつくり、その仕組みに従って原料調達に間違いはないか、正しく製造されているかといった商品づくりのプロセスを確認しています。
また、薬機法や景表法、社内の情報掲載ルールに則って、カゴメ製品に関する様々な情報を審査するのも大切な役割のひとつです。
カゴメ製品に関する情報は多岐にわたると思いますが、身近なところではインターネット上の掲示板への書き込みなどもそうですよね。
はい。製品を使用するお客様の安全を守るため、薬機法や景表法では厳密な基準が定められています。商品パッケージや広告の表現はもちろんのこと、&KAGOMEのトークルームやカゴメ便りなどにお寄せいただく投稿内容につきましても法の対象となり、場合によっては制約が及ぶケースがあります。
一般の方の投稿でも、薬機法や景表法に抵触する恐れがあるのですね。どういった投稿がそれにあたるのでしょうか?
薬機法では医薬品と誤解させるような表現、景表法では虚偽・誇大な表現が規制されています。具体的な例をあげますと・・・
- 「トマトジュースはガンに効きます」
- 「野菜ジュースで疲労回復しました」
- 「トマトケチャップは老化防止にぴったり」
- 「整腸作用で知られる○○を飲んだら効果てきめん」
・・・といったものは薬機法や景表法に触れることになります。
医薬的な何かしらの効果・効能を期待、連想させてしまう内容が含まれている投稿は、お控えくださいますようお願いいたします。
なるほど。自分の体験談であったとしても、薬のような効果・効能を謳うような表現は薬事にかかわってくるのですね。
はい。せっかくご投稿いただいても、そういった内容が含まれておりますと薬機法や景表法の観点から事務局にて非表示対応となる場合がございます。
どうしてこのような規制があるのかと言いますと、病気をもつ方に過度な期待を抱かせ、正しい医療を受ける機会を失わせることになったり、不当な経済的負担を負わせることになる可能性があるためとされています。
どうかご理解いただき、&KAGOMEでのコミュニケーションをお楽しみいただけましたら幸いです。
わかりました。薬事における細やかなルールと、それに沿った審査があるからこそ、日常の中で多くの方が安心して製品を楽しむことができるのかもしれませんね。詳しい説明をありがとうございました。
今回は、品質保証部・田中さんのインタビューをお届けいたしました。
&KAGOMEへの投稿の際のご参考にしていただければうれしいです。
&KAGOMEがみなさんにとってもっと楽しく、充実したコミュニケーションの場所となるよう、スタッフ一同一丸となって取り組んでまいります。
引き続き、&KAGOMEをよろしくお願いいたします。