お悩み解決！おいしいハンバーグづくりのポイントとは？

Q1：生焼けが怖いのですが、長く焼くと固くなります。蒸すとふにゃっとなり、竹串を刺して確認すると肉汁が逃げちゃう。ジューシーなハンバーグの作り方を教えてください。

A：焼き加減は難しいですよね。私も何度も見てしまいます。
両面に焼き目がついたら、少しだけお水を入れフタをして焼くのが基本ですが、それでもふにゃっとしてしまうのは、タネに含まれる水分が多いのが原因かもしれません。

玉ねぎを入れている場合は、しっかりと炒める（もしくはレンジで加熱する）ことで、余分な水分が入らず形崩れや割れも少なるかもしれません。
また焼く前に、タネを冷蔵庫で休ませることで、水分が全体にいきわたり味がなじむだけでなく、肉汁を中に閉じ込めることが出来ますよ。
肉汁の流出の悩みは、煮込みハンバーグでも解決できます。
出てしまった肉汁もソースとして一緒に食べられ、また、ソースの水分がハンバーグと一体化するので、ジューシーに召し上がれますよ。

Q2：家で作るソースはトマトケチャップのソースやデミグラスが多いです。バリエーションを増やしたいので、おすすめのソースを教えてください。

A：トマトケチャップソース、デミグラスソースは定番で美味しいですよね♪私もよく作ります。
味噌マヨネーズや大根おろしにぽん酢をかけたおろしポン酢は簡単なのでオススメです。子ども向けには、チーズや目玉焼きを乗せるだけでも、見栄えが良くなり食欲もそそりますよ。

Q3：ひき肉をこねるときに指先が冷たくなったり、ベタベタになるのが憂鬱です。何かいいアイディアがあれば教えてください。

A：常温に戻したひき肉をこねると、タネの温度が高くなり、パサパサの原因になる可能性もあるので、なるべく冷蔵庫から出したてのものをこねるのをおすすめしますが、それでもやはり指先は冷たくなってしまいますよね。
手にサラダ油を薄くつけてからこねるとベタベタになるのを避けられます。

成形するときもこちらの方法を使うととても便利ですよ♪お肉も手から滑りやすくなるので、指先が冷たくなるのも改善されるかもしれません。
もちろん、ビニール手袋をつけながらするのもおすすめです。

Q4：アレルギー用に作るグルテンフリーのハンバーグがパサパサしてしまうのが悩みです。コツはありますか？

A：パン粉の代わりに米粉などを使用して作られていると思いますが、成形したら、タネを冷蔵庫で休ませることで、全体の味がなじみ、また、材料の水分がひき肉にいきわたるので、パサつきは改善されるかと思います。
材料の中に、牛脂や油を少し加えるのもおすすめです！

Q5：家族が多いので、フライパン2つでハンバーグを同時調理したいのですが、焼き加減がずれて同じように焼けません。

A：日々の料理、大変お疲れさまです！2個のフライパンでタイミングを合わせて焼くのはとっても難しいですよね。
火加減を合わせ、タイマーなどを使用するのも一つの手ですが、ハンバーグを小さめに作ると、返すタイミングも図りやすいので、焼き加減の大幅なずれは防げると思います。
また、両面に焼き色が付いたら、一度取り出しておき、全て焼き上げたら、フライパンに戻し、蒸したり煮込んだりするのもおすすめです。
フライパン以外にホットプレートですと、一度に焼くことが出来るので便利ですよ。

Q6：季節感のあるハンバーグを作りたい。春らしいハンバーグってありますか？

A：具材を変えるだけでも、ぐんっと季節感が上がりますよ。例えば、菜の花を使ったり、春キャベツや春にんじん、新じゃが、たけのこ…、沢山ありますね♪
具材は食べやすい大きさに切り、一緒に煮込んでもいいですし、ハンバーグと一緒に焼いてもおいしいですよ。
桜の花びらやチューリップの形にしたチーズを乗せてもかわいく仕上がりそうですね。