こんにちは、&KAGOMEスタッフです。
カゴメ社員さんに担当業務を熱く語っていただく“カゴメの人”。11回目にご登場いただくのは、野菜事業部の羽月さんです。
こんにちは!野菜事業部の羽月です。
「&KAGOME」には何度かお邪魔し、トマトや芽キャベツの栽培の様子をレポートしたり、カゴメのトマト苗を紹介させていただきました。みなさんのコメントも楽しく拝見させていただきました。ありがとうございます。
カゴメに入社したきっかけは、イタリアです。
学生時代よりイタリアに憧れがあり、食べることも好きだったので、将来はイタリアに関われる食品メーカーで働きたいと思っていました。
就活当時、スーパーで売っているイタリア食材の一括表示を見ると、あれにもこれにも「カゴメ」の文字が。そこからカゴメを第一希望として強く意識するようになりました。
実際に働いて、この会社は真面目で愚直で嘘がないところがいいなと思います。
私は今、家庭園芸事業の統括をしています。
家庭園芸事業とは野菜栽培をご家庭でも楽しんでいただきたいとの想いから始まった新規事業で、カゴメが持つ多彩なトマト遺伝資源や栽培のノウハウ等を活かし、育てやすい野菜苗、培養土などを企画し販売しています。
企画から販売まで、事業の一連の流れを数名のチームで全て担っており、その中で私は主に、事業全体の業績管理や商品のプロデュース、「植育」メッセージの発信等を担当しています。
商品化までの流れとしては、
① カゴメが持つ数ある品種の中から「かんたん」「たのしい」「おいしい」の視点で品種を選定。
② 品種を選んだら、次は栽培テスト。研究所だけでなく、私や社員数名の自宅など異なる環境で実際に栽培してみて、育てやすさなどを評価。
③ さらに、社外の方も参画いただき、味の評価を経て、総合的に評価の高かった品種を決定。
……というような段階を経て、晴れて商品化となります。開発から販売まで、仕事の範囲はとても広くて忙しいのですが、その分やりがいのある仕事です。
ちなみに、私がカゴメの商品でおすすめしたいのは、培養土「そのまま育てるトマトの土15L」とトマト苗 「こあまちゃん」です。
こちらの土と苗を日当たりのいいところでしっかり水やりをして育てれば、それだけで採れたての美味しいミニトマトがご家庭で楽しめます。
また、培養土は自治体のゴミ回収では出せないところが多く処分が悩みのタネですが、カゴメの培養土は100%植物由来なので、栽培が終わった後に燃えるゴミで捨てることができる優れものです!
お店の園芸コーナーにお立ち寄りの際は、ぜひ探してみてください。
■子どもたちに伝えたい、野菜づくりの良さ
「&KAGOME」のみなさんもご存じだと思いますが、野菜づくりって毎日がドキドキワクワクの連続ですよね^^
野菜嫌いの子どもに、「野菜をもっと食べなさい」「食べ物を大事にしなさい」と100回言うよりも、実際に楽しく野菜を育ててみる方が野菜の良さが伝わるんじゃないかと思います。
私たちも苗の配布や収穫体験、ホームセンターなどで栽培講習会や調理ワークショップを行っていますが、野菜づくりをきっかけに、家族や親戚、ご近所さんとの新たなコミュニケーションが生まれたり、農家さんへの想いや環境問題、健康についての関心が高まったり。
野菜を育てて収穫し、その野菜を食べるまでの一連の「植育」を通して、多くの気づきを得るきっかけにしていただけたらと思っています。そして、カゴメの理念や活動に共感いただけるファンも増えたらうれしいです。
コメント欄では、記事の感想や、野菜づくり、今年の春夏野菜の栽培への意気込みなどをお寄せください。たくさんのコメント、お待ちしてます♪
担当業務について熱く語っていただく”カゴメの人”。次回もお楽しみに!