2023年12月7日、『収穫しよう!不思議の畑の冬にんじんツアー』が開催されました!
この体験イベントは、カゴメが推進している「植育から始まる食育」を広める「不思議の畑プロジェクト」の取り組みのひとつです。
当日は、コートがいらないほどのぽかぽか陽気。
心地よい冬晴れのもと、14名の&KAGOMEメンバーのみなさんと“不思議の畑”を巡った1日の模様をお届けします!
ちょっぴり長くなりますが、ぜひ最後までおつきあいくださいね♪
■甘さに感動!契約農家さんのにんじん畑で収穫体験
集合場所の水戸駅からバスに乗って、にんじん畑へ出発!
今回お邪魔するのは、カゴメが厚い信頼を寄せるベテラン契約農家・久野(くの)さんの畑。「つぶより野菜」や「冬しぼり」、「カゴメにんじんジュースプレミアム」の原料となる“ほれぼれ”が栽培されています。
バスから降りると、見渡す限り緑のパノラマ!
畑の面積は約2,100坪で、サッカーピッチ1面がすっぽり収まる広さです。
契約農家の久野さん、フィールドパーソンの織田さん、飲料企画部の山口さんのお話のあと、さっそく収穫体験スタート☆
空に向かって力強くしげる葉をグッとつかみ、軽く回して引っ張ると、太くてずっしりと重いにんじんが姿を現しました。
中には、1本500g近くあるものも!スーパーではなかなかお目にかかれないサイズです。
「わ~自分の顔よりも大きいかも」「冷蔵庫の野菜室がいっぱいになりそう」 製品の原料となるにんじんを実際に土から掘り起こす貴重な体験に、あちこちで笑顔が弾けます。
採れたてのにんじんをその場で試食できるのも、参加者のみなさんの特権!
「あれ?この味どこかで…そうだ、柿に似ているんだ」なんて感想も飛び出しましたよ。
“ほれぼれ”がフルーツのように甘いのは、凍てつく寒さに耐えるため、土の中で糖分を蓄えるから。年を越す頃にはうまみが凝縮され、さらに豊かな味わいになるのだとか。
冬野菜ならではのたくましい生命力を感じますよね~
自然の恵みに加え、カゴメと連携いただける契約農家さんの愛情たっぷりの畑がなければ、原料となるおいしい野菜は育ちません。だからカゴメにとって「畑は第一の工場」!
創業時から受け継がれてきたそんな“ものづくりの哲学”に、直接触れていただける機会ともなりました♪
■カゴメ茨城工場へ!「ほれぼれ」尽くしのランチに舌鼓
大収穫の余韻をかみしめつつ、次に向かうのは、カゴメ茨城工場。契約農家さんのにんじん畑から、バスで1時間ほどの道のりです。
車内では、「冬しぼり」を味わいながら、『不思議の畑のアリス』の読み聞かせ動画を鑑賞☆
工場のエントランスでは、「野菜生活100」のジャンボパッケージが出迎えてくれました。
午後の行程の製造ライン見学に備えて、まずは工場内のPRルームで腹ごしらえ!
この日のランチメニューはこちら。
・ぼれぼれのカレーライス
・ほれぼれと野菜だしのポタージュ
・野菜だしでカンタン!自家製浅漬け
材料に使われている“ほれぼれ”は、先ほどお邪魔した久野さんの畑で採ったもの。カレーやポタージュとの相性もバツグンなんです♪
デザートは、クリスマス風にかわいくデコレーションされた「野菜生活ゼリーケーキ」。
このゼリー、「野菜生活100」のパッケージをそのまま活用して作っているんですよ。おうちでも挑戦してみたいですね!
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ランチを食べ終わった方から、&KAGOMEのイベントではすっかり恒例となった「ベジチェック®」タイム。
野菜摂取レベルがもっとも高かった方のスコアは「9.9」。全国平均値が5.5、目標値が7~8なので、かなり優秀な数値です。素晴らしい~!
ベストスコアを出した方、そしてまだまだ伸びしろがある方には、廃棄トマト原料で染めた「カゴメトマトジュース90周年記念Tシャツ」をプレゼントさせていただきましたよ^^
■迫力満点!ラブレ&野菜生活100の製造ライン見学
これから見学するカゴメ茨城工場が設立されたのは、1962年(昭和37年)。
60年以上にわたって地元・小美玉市に愛されてきたこの工場では、「野菜生活100」や「乳酸菌飲料ラブレ」、「野菜生活100 Smoothie」、業務用トマトソースなどが製造されています。
カゴメの歴史や取り組みについてのレクチャーを受けてから、いよいよ「植物性乳酸菌ラブレ」&「野菜生活100」ホームパックの製造ラインへGO!
昭和の時代から続く工場ですが、設備は最先端。
高い位置に設けられた見学通路からガラス越しに見下ろす機械は迫力満点です!銀色に輝く巨大タンクは特に圧巻で、「想像以上に規模がすごい」という声も。
ガラス面がスクリーンに早変わりしたり、クイズ形式のパネルがあったりと、楽しく学べる仕掛けもたくさん!
「知らなかった~」「こうやってつくられるんだ」
日頃から慣れ親しんでいる製品のウラで息づく技術力に、みなさん興味しんしんな様子でした。
■この日だけ特別♪3種類の「にんじん汁」を試飲
製造ライン見学を終えてPRルームに戻ってくると、ミニカップに入った色とりどりの飲料が待っていました。
その正体は、「野菜生活100」の原料となる“にんじん汁”!
カゴメ社員でもなかなか飲むチャンスがないという“にんじん汁”は、オレンジ・紫・黄色の3種類。
それぞれ、オレンジ=「野菜生活100 オリジナル」、紫=「野菜生活100 ベリーサラダ」、黄色=「野菜生活100 マンゴーサラダ」の原料として使用されているものです。
さて、気になるお味は…?
口に含んだ瞬間、その飲みやすさにびっくり!
「青臭さや雑味が全然ない」「野菜生活100は素材本来の甘みなんだと実感」と驚きの表情をみせる方もいらっしゃいましたよ。
原料へのこだわりはもちろんのこと、長年の研究開発によって培った加工・調合技術があるからこそ実現できたおいしさなんです。
ちなみに“カゴメの人”では、「野菜生活100」の開発に取り組む小倉さんのお話を公開中です。ぜひ、そちらもあわせてご覧くださいね。
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楽しい時間はあっという間。
終始和やかな雰囲気で進んだ『収穫しよう!不思議の畑の冬にんじんツアー』はこれにて終了です。
冬に実施する収穫体験ツアーは今回が初めてでしたが、参加者のみなさんと一緒にたくさんの発見や感動を共有することができ、担当社員&スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです!
ツアーに参加してくださったみなさん、そしてこのレポートを最後まで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました♪
&KAGOMEでは、これからもみなさんとコミュニケーションできるイベントを通して、ものづくりに“土くさく”向き合うカゴメの姿をお伝えできたらいいなと思っています^^