こんにちは、凜々子を使った食育活動「りりこわくわくプログラム」担当、広告部 関根です。
りりこわくわくプログラムは、幼稚園・小学校での栽培活動を支援するプログラムですが、実は、一部農業高校へも苗の提供をしております!
本日は、その中のひとつ、愛知県にある安城農林高等学校へお邪魔して、高校生たちの本格的なトマトビューレ作りを見学させてもらいました。
ここ、安城農林高等学校は、1901年開校と古い歴史を持つ農業高校です。
広大な敷地で、生徒さんたちが、農業(野菜/果実/園芸)・畜産などを学んでおり、『カゴメの凜々子栽培~ケチャップ作り』は、食品科学科のカリキュラムの一環として、実施されています。
毎年1年生がトマト栽培、2年生がトマトピューレ、3年生がトマトケチャップ作りをしています。
できたトマトケチャップは学祭で販売。行列ができるほどの人気商品だそうです!
校内には5.3ヘクタールの実習地があり、校舎をあわせると14ヘクタールほどになるそう。
校外にも豊田市や新城市に生徒が実習するための演習林と呼ばれる山も所有、牛や豚・鶏などもいます。
今回は、2年生のトマトピューレ作りを見学させてもらいました。
「ピューレ」と言っても、食塩・たまねぎ・にんにく入りでトマトソースに近いものです。
さっそく、覗いてみましょう!
実習室では、生徒のみなさんがトマトピューレ作りを始めていらっしゃいました!
冷凍したたくさんのトマトがお出迎え。
毎年1,300kgほどの凜々子が収穫され、約720kgのトマトケチャップになります。
まずは、冷凍トマトをスライサーでカットしていきます。
その後は、大なべに、たまねぎ・にんにくとともに入れ、煮詰める工程へ。
だんだんと、滑らかなトマトソースになっていきます。
煮詰まったら裏ごししてから食塩を加え『特製トマトピューレ』の完成!
これを次の日には、3年生がさらに砂糖や香辛料などを加えトマトケチャップにしていく、とのことです!
担当の戸田先生に凜々子の魅力をお伺いすると
「加工用の品種として、なんといっても育てやすいこと。 また、赤系トマトで中まで赤く、加工したときの味や色もいいですね。色々な品種も試したが、育てやすさ・味の観点から凜々子が最もよいです!」
と、凜々子の品質に太鼓判をいただきました☆
凜々子でつながる「トマトの輪」、これからも広げていきたいです!