こんにちは、トマコミ担当の水野です。
2020年、新しい年を迎えました。ご挨拶が遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
少し時間が経ってしまいましたが、昨年11月に実施致しましたトマト栽培に関するアンケートから、みなさんの栽培の様子を振り返ってみようと思います★
トマト栽培に関して、みなさんが様々な困りごとを抱えて栽培されているのがよくわかりました!
いただいたご意見は、2020年のトマコミのアイディアに活用しますし、カゴメ社内のトマト苗開発部門やホームセンターでの販売部門へ貴重なデータとして共有させていただきます。
では、アンケートをまとめてみた、いくつかのトピックをご紹介しますね!
アンケートにご回答いただいたのは2,518名のみなさん、その中で「困りごとは何もなかった」とお答えいただいた方が662名(26%)でした。なんと、74%のみなさんが、何らかの困りごとを抱えていたんですね☆
お困りごとのランキングは以下のようになっています。(複数回答あり)
第一位 | 実があまりならなかった | 827件 |
第二位 | 尻ぐされ症 | 651件 |
第三位 | 枯れてしまった | 319件 |
第四位 | 害虫被害 | 285件 |
第五位 | その他病気・生育障害 | 278件 |
第六位 | 鳥の被害 | 216件 |
実があまりならなかったが第一位、そして第二位は、尻ぐされ・・・やっぱり多いですね。
今年のアンケートでは、もう少し深く分析してみました。
トピック2尻ぐされの発生傾向をトマト品種で分類してみました。
みなさんにご回答いただいた「こあまちゃん」「ぷるるん」「その他のトマト」を栽培された1,197名の方の尻ぐされ発生は154件(13%)であるのに対し、凛々子を栽培された1,321名の方の尻ぐされ発生は497件(38%)でした。
また、栽培場所でも尻ぐされの傾向は分かれ、畑で栽培された場合が19%であるのに対し、庭・ベランダで栽培された場合は24%に発生率が上がることがわかりました。
トマコミの中で何度かレポートさせていただきましたが、やはり凛々子は尻ぐされになりやすく、ベランダでの栽培は畑よりもやや難しいということが改めてわかりました。
が、そんな凛々子ですがたくさんのトマコミ投稿いただいているように、成功して真っ赤なトマトがたくさん採れる秘訣があるんです。
土の量を適切に確保し、水と肥料を切らさないこと、是非2020年もチャレンジしてみてください★
また、カゴメには凛々子以外にもいろいろなトマトの苗が販売されていますね。こあまちゃんのように、ベランダでも育てやすい品種もありますので、試してみてくださいね♪
栽培に困ったときの解決策を調べるのは、「ネットで調べる」が67%でした。
以下、「本屋や雑誌で調べる」「友人に聞く」が続きます。
ネットで調べると回答してくれたみなさんのうち37.2%のみなさんが“&KAGOMEで調べる”と回答いただきました、ありがとうございます!これからも、ご期待に応えられるよう、内容を充実させていきます!
まとめますと、アンケートの結果でお判りのとおりトマト栽培はいくつかの注意点があります。特に凛々子は農家さんで育てるトマトジュース専用品種ということで、畑での栽培に向いています。
品種の特性に合わせた栽培環境を整えるのは、非常に重要なことですね。
2020年トマコミはみなさんにトマト栽培をもっと成功してもらいたいと思い、さまざまな取り組みを考えています☆
2月の栽培日記で詳細をお知らせしますので、しばらくお待ちくださいね♪