私が本葉5枚のときに訊いてくだされば良かったのですが…。
SUNトマトさん奥ゆかし過ぎ…遠慮は無用です。
脇芽の処理については重要ポイントですので注意してください。
2本仕立ての場合:本葉5枚を残して成長点を摘芯します。
すると、5枚それぞれの付け根から脇芽が出てきますが、これでは
5本仕立てになってしまいますね。そこで、有力なもの2本を残して
残りの3本を切って2本仕立ての完成です。
その後の展開:2本仕立てのそれぞれのつるについて同じように
することが大切です。
それぞれの脇芽の付け根を第0節としてカウントし始めるのですが
(=最初の本葉5枚はカウントしない)…ここ大事です。
1~10節(未熟果ゾーン)では脇芽は全てカットします。
果実を作るための体を作るのに専念するゾーンです。
脇芽の第1節目に雌花が生じる事がありますが全てカットです。
未熟果ゾーンで実をつけると最初から丸い成長の余地がない実が
育つので要注意です。
11~15節(着果最適ゾーン、着果節位)では逆の脇芽はすべて
伸ばします。脇芽の第1節目が雌花ということが多いゾーンで、
ここで人工授粉を施します。
できた実は楕円形でそこから丸くふくらんでいくことになります。
16~25節(大実・大味ゾーン)このゾーンは脇芽全部カットが
原則ですが(栄養を全て果実に集めるため)例外が2つあります。
1つ目は着果節位で受粉できなかった場合に20節あたりまでで
人工授粉することがあります。2つ目は25節で摘芯なのですが
23節と24節はガス抜きとして脇芽を伸ばしても良いです。
以上が概要ですが、まずは10節あたりまでをやってみてください。
細かい点はそれぞれのところで納得のゆくまで説明します。
くれぐれも遠慮なさらないでください。