こんにちは、&KAGOMEスタッフです。
カゴメとNPO法人「放課後NPOアフタースクール」が2018年から始めた児童向け食育プログラム「おいしい!野菜チャレンジ」も今年で4年目。今年も全国の子どもたちに野菜と仲良くなるプログラムをお届け中です!
今回は『おいしい!野菜チャレンジ』ご担当の瀬本さんに、このプログラムについて伺ってみました。
「おいしい!野菜チャレンジ」とはどんなプログラムなんですか?
「おいしい!野菜チャレンジ」は、カゴメと放課後NPOアフタースクールが協働で行っている食育プログラムです。
保護者や学校の共通の“困りごと”は『子どもたちの野菜不足』。その要因の1つである「食経験による野菜嫌いの克服」を目指して、実施しています。
“野菜嫌いの克服”、なかなかの難問ですね。具体的にはどんな活動をしているのでしょうか?
先生が社長とは子どもたちも驚いたでしょうね^^ どんな授業なのか気になります。
体験を通して楽しく野菜に関して学べる内容となっています。
・野菜トレジャーハンターとなって野菜のクイズに挑戦
・野菜を使ったオリジナルジュースづくり
など、子どもたちが夢中になって取り組むうちに、自然に“野菜と仲良く”なれる、体験型の授業です。
またプログラム後、いつもより野菜を一口でも多く食べてみる「1週間チャレンジ」を実施しています。
この授業をきっかけに、普段の食事や給食でもチャレンジしてもらうことがポイントとなっています。
面白そうですね!学校や放課後活動児童クラブ等へ行って授業を行うんですか?
実際に伺って授業を実施することもありますが、新型コロナウイルスの影響もあり、2020年からはオンラインも併用しています。
今年からは、「日本全国野菜すごろくの旅編」というオンラインの特性を活かしたプログラムが新たに仲間入りしました。
これは、異なる地域にいる子どもたちがオンラインでつながって、野菜を通して交流を深めるプログラムなんですが、このように年々プログラムを強化して実施しています。
瀬本さんも「野菜先生」に?
はい。先日私もオンラインで「野菜先生」として参加しました。
元気な子どもたちとオンラインを通じて、一緒に野菜を摂る大切さを考えてきました。
参加団体の中には、カゴメのオリジナル品種「凛々子®」を育ててくれている学校もあり、「凛々子®」の様子や地域の野菜の話を教えてくれました。
この活動で、子どもたちの野菜不足が解消されるといいですね。
そうですね。昨年このプログラムに参加した子供たちにアンケートをとったところ、「野菜をもっと食べようと思いましたか?」という質問に対し、82.1%の子どもが「そう思う」と答えてくれました^^
それはうれしいですね!この「おいしい野菜チャレンジ」の活動は公的にも評価されていると伺いました。
はい! 2019年には「キッズデザイン賞」を受賞しまして、今年の6月には農林水産省主催 第6回食育活動表彰「消費・安全局長賞」を受賞しました。
今年は文部科学省の後援もいただき、今後もこの活動を通じて、子どもたちに野菜の楽しさを知っていただくきっかけになればいいなと思います。
瀬本さん、本日はありがとうございました。
苦手な野菜や食べたことのない野菜も、友だちと一緒に楽しく体験をしてみたら、また違った見え方もするかもしれませんね♪
「おいしい野菜チャレンジ」実施概要>>
プログラムの感想や、お子さんの野菜の摂り方についてなどのコメントもお待ちしています^^