季節性インフルエンザや風邪の流行シーズンが到来。
予防のために、どんなことを意識したらいいの?医師の90%が重要視する「粘膜免疫」って?
教えて、ミッティさ~ん!
新型コロナウイルス感染症が収束しないなか、季節性インフルエンザや風邪の流行期を迎えました。一人ひとりの備えが大切になってきますね。
そうですね。手洗い・うがい・マスク着用を心がけることはもちろんですが、予防対策のもうひとつのカギとなるのが「免疫力」です。
全国の医師を対象に「免疫力に関する調査」を実施したところ、多くの医師が「秋以降は免疫力の維持をこれまで以上に意識すべき」と考えていることがわかりました。
ふむふむ。まさに、免疫アラートシーズンといえそうですね。
免疫力にはいくつか種類があって、今回の調査では、「粘膜免疫」が特に重要であると9割以上の医師が回答しています。


9割以上!・・・でも、「粘膜免疫」って、あまり耳慣れない言葉です。
「粘膜免疫」とは、目・鼻・口・腸管などの粘膜で働く免疫システムのことです。
細菌やウイルスが体内に侵入し、増殖するのを防ぐ役割を持っています。ウィルスが、この粘膜免疫の守りを破って体の中に侵入し、増えてしまうと発熱等の症状を引き起こすため、まずは体の中に入れないことが重要なんですよ。
なるほど~。細菌やウイルスの侵入から体を守る最初の「砦」のような存在なのですね。
ウイルスを迎え撃つためには、その「砦」を健やかな状態に保つことも必要なのでは?
その通りです!「粘膜免疫」を維持する栄養素のひとつとして、ビタミンAが知られていますが、ビタミンAは不足しがち。ビタミンAを含む野菜を積極的に摂取して不足分を補うことで、感染症の予防が期待できます。
ビタミンAというと、緑黄色野菜でおなじみですね※。にんじん、かぼちゃ、ほうれん草・・・
ピンポーン!摂取方法としては、「にんじんをジュースにして飲む」「にんじんやかぼちゃをスープにして飲む」「脂肪分と一緒に摂取する」などがおすすめです。
これからの時期は、ビタミンAが豊富なメニューをいつもの食事にプラス一品したいですね!
カゴメでは、ビタミンAを含む野菜を使ったレシピをご紹介しています。とっても簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。
「粘膜免疫」を維持しながら、秋冬を元気に乗り切りましょう♪
※野菜に含まれるビタミンAはカロテンとして含まれており、体の中でビタミンAに変換されます。
▼カゴメ「野菜をとろう」CM 野菜のビタミンAと免疫篇
粘膜免疫の働きを助ける!ビタミンAたっぷり野菜メニュー
●にんじんのジュース


【材料(2人分)】
にんじん 140g
りんごジュース 250ml
レモン汁 少々
【作り方】
- にんじんは皮をむき、3cm角程度に切る。
- 人参、りんごジュース、レモン汁をミキサーに入れ、攪拌する。
●にんじんとかぼちゃのポタージュ


【材料(2人分)】
にんじん 120g
かぼちゃ 60g
牛乳 1カップ
水 1/2カップ
コンソメスープの素(固形) 1/2個
【作り方】
- にんじんは皮をむき、かぼちゃは種と皮をとり、3cm角に切る。
- 耐熱容器に①を入れラップをかけ、電子レンジ600W(※)で5分ほど、柔らかくなるまで加熱する。
※電子レンジの加熱時間は機種によって異なります。熱の通り具合を確認しながら加熱してください。
- 2と牛乳、水を入れミキサーに入れ、攪拌する。なめらかになったら鍋にうつしコンソメを加え、あたためる。
●ほうれん草のミートグラタン


【材料(2人分)】
ほうれん草 1束
かぼちゃ 400~500g
合いびき肉 150g
塩・こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
トマトソース 約300g
トマトケチャップ 大さじ3
ウスターソース 小さじ1
ピザ用チーズ 50g
【作り方】
- ほうれん草はさっとゆでて水切りし、3~4cm長さに切る。
- かぼちゃは種をとり、電子レンジ600Wで(※)8分加熱し、柔らかくなったらフォークなどでつぶしておく。
※電子レンジの加熱時間は機種によって異なります。熱の通り具合を確認しながら加減してください。
- フライパンにサラダ油を熱してひき肉を炒め、塩・こしょうをふる。トマトソース、トマトケチャップ、ウスターソースを加え、軽く煮る。
- 耐熱皿にかぼちゃ、ミートソース、ほうれん草の順に重ね、チーズをちらす。トースターでチーズが溶けるまで焼く。
▼本調査について詳しくはこちら