実になるおはなし
2018/06/06

~トマトは〇〇と一緒に加熱が正解!?~

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こんにちは、ミッティです。
トマトがおいしい季節ですね☆
普段生のままトマトを食べることが多い方、また、トマトを調理によく使う方も、耳よりの情報をお届けします!

カゴメと名古屋大学の共同研究により【トマトに含まれるリコピンは、にんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱することで体内に吸収されやすくなる可能性がある】ということが明らかになりました。

生活習慣病から私たちを守る、リコピン

トマトに含まれる赤い色素“リコピン”は、活性酸素を消去し、生活習慣病から私たちの身体を守ってくれる働きをしています。

▼リコピンと活性酸素について詳しくはこちら

「シス体」の方が吸収されやすい

このリコピンには「トランス体」と「シス体」があり、これまでのさまざまな研究で「シス体」の方が体内に吸収されやすいことが報告されています。
が、生トマトには主に「トランス体」としてリコピンが存在しているんです。
なのでリコピンを「トランス体」→「シス体」に構造変化させれば、体内へ吸収されやすくなり、健康効果のアップを期待できる、ということになりますね☆

〇〇と加熱して、シス体への変化を促進!

これまでの研究より、生トマトに含まれるリコピンは油と一緒に加熱することで「トランス体」→「シス体」に変化することがわかっていました。
そこで今回の研究では、トマトペーストと各種野菜とオリーブオイルを混合後、80℃のお湯で30分間加熱して比較。
その結果、にんにく、または、たまねぎを混合したものは、トマトペーストとオリーブオイルのみに比べ、シス体への構造変化が促進されました!

トマト料理と相性の良いにんにくやたまねぎが、リコピンを体内に効率良く取り入れるのに適しているなんて…うれしい発見ですね☆

食欲をそそる、あの香り成分が関係!

さらに詳しい研究で、【にんにくやたまねぎを調理することで生成される香り成分“ジアリルジスルフィド”がリコピンのシス体への構造変化を促進する】ということが明らかに!
あの食欲をそそる香りの成分が、より効率的にリコピンを摂取できるようにしてくれていると考えると、調理が今まで以上に楽しくなりそうです♪

おいしく、効率よくリコピン摂取

今回の研究で【トマトに含まれるリコピンは、にんにくやたまねぎ、油と一緒に加熱すると、体内に吸収されやすい「シス体」に変化しやすくなること】がわかりました。
にんにくやたまねぎ、油と一緒にトマトを加熱する代表的なメニューといえば、『トマトソース』『ラタトゥイユ』

カゴメのジュース用トマト「凛々子」は、実は加熱調理にも適した品種なんです。
今年はぜひ、にんにくやたまねぎ、油を加熱したトマトメニューにたくさんチャレンジしてみてくださいね♪

▼今回の調査について詳しくはこちら

 

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