我が家の『ふくたち』もどきです。
まず『ふくたち』とは何ぞやですが、白菜は8月末に種を蒔き、11月～12月に収穫するのに対して、同じ種を11月頃に蒔きます。すると冬の寒さで葉がうまく成長できず結球しないで外側に開いてしまい、春先には中心から蕾をつけた茎が生えてきます。この先端の蕾が開く直前の茎が伸びた白菜を『ふくたち』と呼びます。白菜は葉を食べますが『ふくたち』は蕾と茎を食べます。同じ種からの野菜ですが甘みが強く別の野菜のように感じるそうです。

一昨年に『ふくたち』の栽培の様子とこれを使った美味しそうな料理のTV番組を見て、私も栽培しそれを使って料理して味わってみたいと思い、昨年11月に種を蒔き12月にマルチ畝に定植し不織布を張ったトンネル内で育てていました（TVでは雪に埋もれていました）。今日不織布を外しました。成程、葉は外側に開き中心部に蕾が出来ていました。近々収穫して味見してみようと思います。