ざっくり、このケースを中心に、素人の私が説明しますと……
キュウリは穂木(ほぎ)、カボチャは台木(だいぎ)と言います。
根と根元から少しの茎が台木のカボチャ、そこから上が穂木のキュウリです。
台木(カボチャ)に穂木(キュウリ)を接合した苗を接木(つぎき)苗と言います。
穂木がキュウリなのでキュウリ売場に接木苗として売っています。
生産に手間がかかる分、価格は若干高めです。
で、なぜ接木苗が作られているのかというと、
キュウリは、美味しくて沢山採れて、栽培が簡単な品質の良い品種の苗が欲しいですよね。
でも、一方で病害虫に弱かったりして、栽培が難しい品種だったりする事がよくあります。
で、病害虫に強く、きゅうりとの活着の相性が良いカボチャを台木にすると、キュウリが丈夫に育ちやすく、キュウリ自体の品質もさらに良くなったりするのです。
蛇足ですが、接ぎ木は、バラ苗等をよく見ると、接合部が太く、場合によっては、接合時に使用したテープが巻かれたままの苗を時々見かけます。
バラの台木は、野バラだったと思います。
素人の私個人のうろ覚えの記憶ですので、正確では無いと思いますが、ざっくり言うとこんな感じです。
お互いに、トマト栽培、頑張りましょう。