こんにちは、ミッティです。
これまで&KAGOMEでいくつかご紹介してきた“みそやしょうゆの一部をトマトケチャップに置き換えて減塩するレシピ”、もう試されましたか?
つくったコメントでは、「おいしかった」「我が家の肉じゃがはこれに決まり」「トマトケチャップが本当に気にならない」など、たくさんのコメントをいただき、とてもうれしいです♪
ここで気になるのは『おいしくても、本当に減塩効果はあるの?』というところですよね。
今回は、そんな「トマト減塩食」(※1)に関する研究結果をお届けします!
(※1)減塩で減らした調味料(みそ、しょうゆなど)の代わりに、うま味であるグルタミン酸を含むトマトケチャップやトマトソース、トマトを使った料理を「トマト減塩料理」、そのトマト減塩料理を組み込んだ食事を「トマト減塩食」とします。
中高年に多い高血圧は、脳血管疾患や循環器系疾患の原因に…
まずは高血圧の予防・改善が大切です!
それには減塩が望まれますが、薄味で物足りなく感じ、なかなか続かないのが現状。
その解決策が、トマトケチャップやトマトソース、トマトを使った「トマト減塩食」です!
研究方法はとってもシンプル。
健康な成人女性を「通常食を食べる群」と「トマト減塩食を食べる群(※2)」に分け、それぞれの食事を 2週間摂取していただきました。
そして、減塩効果の指標となる『尿中ナトリウム/カリウム比』(値が低いほど、血圧が低いとされる※3)を研究開始前後に測定した結果、トマト減塩食群の方が通常食群に比べて大きく低下し、【2週間のトマト減塩食 摂取での減塩効果が確認】されました!
(※2)トマト減塩食は、通常食の献立のうち17の料理をトマト減塩料理に変更。トマト減塩料理は、通常料理に用いたみそやしょうゆ、砂糖などの調味料を半分にし、その代わりにトマトケチャップやトマトソース、トマトを用いた料理であり、通常料理に比べて食塩含量を30%以上減少させました。
(※3)これまで行われてきた研究で、高血圧者では食事中のナトリウム/カリウム比が低いほど血圧が低いことや、食塩摂取量が異なる世界各地域を比較した研究において尿中ナトリウム/カリウム比が低いほど血圧が低いこと及び、尿中カリウム濃度が高いほど血圧が低いことが報告されてきました。
さらに研究の参加者に、トマト減塩料理の「おいしさ」及び「調理の難易度」について質問した結果がコチラです↓
「おいしい」が約9割、調理が「簡単」が約6割!
減塩効果とおいしさ、調理の簡単さの3つをあわせもつ「トマト減塩食」で無理なく・楽しく減塩を続けたいですね♪