私たちの生活にたくさんのよい影響をもたらしてくれる野菜。
とても身近な存在だけど、まだまだ知らないこともいっぱい…!?
【PICK UP!みんなのギモン】では、『その疑問にお答え☆野菜に関する疑問を募集しています』に寄せられた投稿の中から、気になるギモンをピックアップ。
カゴメが誇る“野菜のエキスパート”がズバリお答えします!
今回取り上げるのは、カゴメのトマト栽培にまつわる2つのギモン。
野菜を専門に扱う研究部署の回答をご覧ください。
カゴメの農場には、ハウス栽培のトマト農場はありますか?ハウス内の湿度管理はどうしているのか教えてください。
家庭菜園のハウス内トマト栽培に活かせればと思います。トマトの適性湿度は何%ぐらいですか?
カゴメアグリフレッシュから回答いたします。
カゴメの生鮮用(野菜売り場)のトマトは、主に大型温室で生産しており、温度、湿度、栄養をきめこまかく管理しています。
具体的な管理基準値はカゴメ独自の技術のためお教えできませんが、一般的に湿度を低めにすると、光合成が促進されます。
トマトの生育状況、天候、1日の時間サイクルなど、その時々によって適切な湿度になるように管理しています。
どの作物も品種改良が盛んですが、例えばトマトは実験品種の中で何種類ぐらい日の目を見ていますか?
農業資源・技術開発部から回答いたします。
毎年たくさんの品種を開発していますが、その中から実用化に至るものは全体の1%にも満たない割合です。
また、品種改良は、1つの品種を開発するのに10年近くかかる気の長い仕事となります。
以上、カゴメのトマト栽培にまつわるギモンについて回答をお届けしました。いかがでしたか?
スーパーでよく目にする生鮮用トマトや、ジュースなどの原材料となる加工用トマト。どちらも私たちの暮らしに寄り添う存在ですが、その舞台裏には、きめこまやかな管理体制と品種改良に向けた情熱があったんですね♪
それではまた、次回の【PICK UP!みんなのギモン】をお楽しみに☆
これまでの【PICK UP!みんなのギモン】
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