こんにちは、博士です!
日差しがだんだんと強くなり、初夏の気候がやってきましたね。
ぺージのトップに掲載した写真は、「オンライン栽培相談会2023」に出演いただいた、茨城県のカゴメの契約農家 中根さんの畑です。(2024年4月撮影)
写真に写っている白い布のようなものは、被覆資材(パオパオ)です。これは、生育を促進させ、8月上旬の一斉出荷量を確保するために使われています。
今年は天候に恵まれ、4月13日にトマト苗を畑に植えたそうで、活着(根張り)もスムーズに進んでいるとのことです。
トマト苗の先端が真緑になりT字になるのは、土壌から栄養を吸い上げている証拠!今頃は開花が進んでいることでしょう^^
さて、みなさんのトマト栽培はどうですか?
今回は、トマト栽培に欠かせない【芽かき】と【誘引】について、2023年度のトマトギャラリーに投稿いただいた&KAGOMEメンバーの様子を交えながら解説します。
■芽かき
わき芽が指でつまめるくらいになったら5cmくらいの間に摘み取ります。
特に花房の下のわき芽は速やかに取り除きましょう。ぜひ良く晴れた日に作業してください。
写真左はfukochanmama さん、右は宇宙人ピピの母 さんの投稿です。主軸と間違いやすい芽かきですが、上手に作業されています。
■誘引
麻ひもなどを使ってトマトの茎と支柱を結びます。支柱側はしっかりと結び、茎側は遊びをもたせて8の字に結びます。
生長に合わせて、数か所で結ぶようにしましょう。ぜひ芽かきをするときに一緒に実施してください。
写真左はHR さんの、右はみつくん さんの投稿です。8の字に優しく誘引されていますね。
「手間のいらないトマト 凛々子®」「手間のいらないミニトマト」は、一般的なトマトと違う“芯どまりトマト”です。
“芯どまりトマト”を畑に植える場合は、わき芽を取らずに残すことで収量アップを目指せるので、芽かきは不要です。
また、草丈が高くなりにくいので、誘引も不要です。
手間のかかる作業ですが、芽かきや誘引を行うことで、豊かな収穫が期待できます。一緒にがんばりましょう♪
それではまた。