食べ物って好みがあって人それぞれ、トマトも同じこと。
さて、凛々子トマトについては、カゴメジュース用トマトとして改良されて
いる10数品種の総称だそうです。
生で食べる場合は、店頭に並んでいる甘みの強い品種や程よい酸味のある
トマトと比べると劣勢の差は大きいと思います。
一方、調理用(シチュー、ソース、鍋料理など)として使った場合は抜群です。
加熱用に優れたトマトではないでしょうか。
一方、育て方ですが、カゴメから送られる苗は小さく、届いたら少し大きめの
鉢に植替えて花芽が付くまであったかいところで育苗されることをおすすめ
します。
また、尻腐れ病にかかりやすいことで、定植時前には苦土石灰など、普通の
トマトの倍ほどの量を施して下さい。
トマトは水をやらない方がいいと言われる方多いと思いますが、晴れた日には
毎日水やりをされれば、霜が降りる晩秋まで多くの収穫が楽しめます。
尚、普通のトマトなど甘みを出すためには、収穫量は減りますが、枯れる寸前
になるまで水を控えれば甘味が強くなります。