甘いトマトを作りたい！

こんにちは、博士です！

みなさんのトマトは元気に育っていますか？
1代目博士から“野菜は人の足音を聞いて育つ”という言葉を教えてもらいました。
毎日せっせと足を運ぶことで、野菜たちの小さな変化にも気づけそうですね。
4代目博士もこの言葉を胸に、夏を過ごそうと思います…！

さて、今回のテーマは「トマトを甘くする方法」です！

最近スーパーには沢山の種類のトマトが並んでいて、中にはフルーツみたいに甘いトマトもありますよね。
博士の研究所でも、トマトの糖度を上げるために頑張っていますが、これが難しい…！温度、湿度、灌水の緻密な管理、適度な節水など、高度な技術が必要とされるのです。

それでも、「お家でも甘いトマトを栽培したい！」という方は多いはず。
ここからは、家庭菜園でトマトを甘くする方法をご紹介します！

1.日当たり

植物は光合成により糖を作り出し果実に蓄積します。
トマトの光合成には強い光が必要です。ベランダの柵で日当たりが悪くなっている場合は、台の上に乗せるなど工夫してみてください。

出典：ベジ・キッズ『考える力』プログラム

2.水やり

大切なのは、晴れた日の朝にたっぷり水をあげることです。
水は光合成の材料の1つです。日が差している日中に水が足りなくならないようにしましょう。
一方で、夜間に土に水分が多いと、過剰に水を吸収してトマトが甘くなくなってしまいます。夕方の水やりはひかえましょう～

トマサポ！では、生長段階や天気によっておすすめの水やり量を計算してくれます。ぜひ参考にしてみてくださいね！

3.追肥

「葉の色が薄くなってきた」、「生長点が細くなってきた」といった症状は、肥料不足のサインです！

↓こちらの記事に、追肥に関する詳しい説明がありますので、ご参考ください。
栽培の極意 Part3. 「追肥のタイミング」

「基本的すぎない？節水栽培とかした方がいいんじゃない？」なんて思った方もいるかもしれません。

しかし、節水栽培などの特別な栽培はとっても難易度が高く、収量低下や尻ぐされなどが起こりやすくなります。
着実にトマトを甘くするためには、植物の様子をよく見て、日々の管理を丁寧に行うことが大切です。“野菜は人の足音を聞いて育つ”ですね！

次回も、みなさんのお役に立てるような情報を発信していきます！

それでは、また～

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