こんにちは、ミッティです。
みなさんのお子さん、お孫さんは毎朝トイレに行っていますか
今日は子どもの便秘のお話です。
小学生の5人に1人は便秘状態!
実は、全国47都道府県の小学生4,833名にアンケート調査を実施したところ、小学生の20.2%が便秘状態にあることが分かったんです
さらにその保護者の方の32%はお子さんが便秘状態にあると認識していませんでした
ROMEⅢ※の定義に照らし合わせ、本調査では下記条件のうち2つ以上に合致する人を「便秘状態にある」と定義しています。
※ROMEⅢとは2006年に発表された慢性機能性便秘症の国際的診断基準のことです。
●排便頻度が3日に1回程度 ●便失禁がある ●便を我慢することがある ●排便時に痛みがある ●便が硬い ●トイレが詰まるくらい大きな便が出る
出典:NPO日本トイレ研究所「アンケート調査報告 小学生の排便と生活習慣に関する調査」
実施時期:2016月3月11日~3月30日
地域:全国
カゴメと日本トイレ研究所が共同でプロジェクトを立ち上げました!
便秘は子どもにとって、カラダの負担となるだけでなく、つらい思いもさせてしまいます…
子どもの便秘解消は、早急に取り組むべき社会課題です
そこで、カゴメとNPO法人日本トイレ研究所は、子どもたちの便秘解消を目指す「ラブレッタプロジェクト」を共同で立ち上げました。
ラブレッタプロジェクトって?
「ラブレッタ」とは、カゴメが長年にわたり研究をつづけ、お通じの改善効果が期待できる京都生まれの植物性乳酸菌「ラブレ菌」と、イタリア語で「トイレ」を意味する「toletta(トレッタ)」とを組み合わせた造語です。
便通改善に、京都生まれの植物性乳酸菌「ラブレ菌」
「すぐきな」という京野菜はご存知ですか
その漬物「すぐき」から発見された「ラブレ菌」は、植物性乳酸菌のひとつです。
昔から味噌や漬物などの伝統的な発酵食品を食べて植物性乳酸菌を摂取してきた日本人にとって、京都生まれの植物性乳酸菌「ラブレ菌」はなじみ深く、日本人の腸と相性が良いのです。
ラブレ菌の継続摂取で、お通じの回数が増えた、という研究結果があります!
ラブレ菌(L.brevis KB290株)を4週間摂取すると、飲用前と比較して、排便の回数や排便のあった日数が増えた、という研究結果が出ています。
植物性乳酸菌の一種であるラブレ菌は腸で生きぬく力が強い(生存率が高い)ので、腸の動きを活性化し、お通じの改善に繋がったと考えられます。
n=16(プラセボ摂取),n=14(ラブレ摂取)平均値,*:p<0.05(有意差あり)†:ラブレ菌を含まず、ラブレ菌が入っているものとは区別がつかないカプセルです。Nobuta et al.International Journal of Probiotics and Prebiotics,4,263-270(2009)
そもそも「子どもの便秘」が増加している理由は?
まず第一に、朝ごはんを抜く、偏った食生活による食物繊維の不足、運動不足などが原因としてあげられます。
また、小学校のトイレの老朽化や小学校での排便教育が浸透していないことも原因の1つです。
改善するために必要なことって?
ラブレッタプロジェクトでは、子どもたちの健やかなカラダとココロの成長を応援するため、
①腸内環境の改善
②排便意識の改善
③トイレ空間の改善
に取り組んでいます。
プロジェクトでは、「ラブレ菌を含む飲料」の飲用、お腹を元気にする授業、和式トイレを洋式トイレにするなど、気持ちの良いトイレ環境を作って、子どもの便秘を0にする活動をしています。
活動のことをもっと知りたい方はこちらへ