カゴメ便り
2021/05/27

陸の豊かさも守ろう!カゴメ野菜生活ファーム「生きものと共生する農場」~SDGsと関連したカゴメの取組④~

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こんにちは、&KAGOMEスタッフです。

今回は、『カゴメ野菜生活ファーム』の「生きものと共生する農場」の取り組みについてご紹介します。

▼カゴメ野菜生活ファーム富士見~体験型野菜テーマパーク~
21年度は、12月6日までオープンして、みなさんをお待ちしております。※冬期休館

 

■カゴメの目指す「生きものと共生する農場」

自然の恵みを原料として使用するカゴメにとって、“自然環境の保全”は事業の継続に不可欠な、とても大切なものです。

しかし今、世界では多くの環境問題が生じ、たくさんの生きものが数を減らしています。農業にかかわる生きものも例外ではありません。

その原因は様々ですが、『カゴメ野菜生活ファーム』では、サステナブルな未来のために2つの取り組みを通して「生きものと共生する農場づくり」を目指しています。

【取り組み1  様々な生きものが生活しやすい農場】

畑の周りでは、様々な生きものが暮らしています。『カゴメ野菜生活ファーム』では、それぞれの生きものが生活しやすい環境を農場内に整えます。

例えば、農場周辺に石や藁などを積む事でテントウムシやトカゲなど居心地の良い環境になる様、取り組んでいます。

【取り組み2 生きものの力を生かした農業】

農業に役立つ生きものを畑へと呼びこむことで、「生きものの力を活かした農業」に取り組みます。

作物を荒らすネズミを食べるフクロウを畑に呼び込むために「フクロウの止まり木」や、害虫を食べるドロバチが子育てに使う「竹筒マンション」をなどを設置しています。

●竹筒マンション:イモムシの天敵のドロバチが子育てに使います。

 

●石づみハウス:害虫を食べるクモやトカゲの隠れ家になります。

 

将来的には、全国の生産者さんの「持続可能な農業」のモデルケースとして頂けることを目標に、「生きものと共生する農場」づくりに励んでいます。

 

■カゴメ野菜生活ファームの「取り組みの効果」

ここまで様々な取り組みを紹介してきましたが、“実際に効果があるの?”と気になりませんか?

農場では、取り組みの効果を確認するために、専門家によるモニタリング評価を行っています。モニタリングを通して、『カゴメ野菜生活ファーム』の取り組みに「多様な生物を呼び込む」力があることが分かってきました。

農場の敷地内でフクロウが飛ぶ姿が確認され、「石づみハウス」の中には隠れているクモや、「竹筒マンション」ではドロバチの幼虫やサナギを確認することができました。

 

■未来を担う子どもたちへ伝えたいこと

『カゴメ野菜生活ファーム』では、農場の活動を子どもたちに伝えることにも力を入れています。

地域児童のみなさんへ校外学習授業を行ったり、畑のまわりに「畑の生きものクイズラリー」ができる看板を設置し、農場にご来場いただいたみなさんに生物多様性について楽しく学んでいただけるような工夫をしています。

「畑の生きものクイズラリー」では、生きものと共生するための工夫や、鳥や昆虫、草花に関する14個のクイズを用意しています。『カゴメ野菜生活ファーム』にお越しの際には挑戦してみてくださいね

 

『カゴメ野菜生活ファーム』の活動は、SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」にも関連する活動と考えています。
「人、生き物が協力し合い、共に住みやすい環境になること」を目指して今後も活動していきます。

コメント欄では、本取り組みへのご意見、ご感想などお待ちしています。

 


SDGsと関連したカゴメの取組のご紹介

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